思い出になる前に
おつかれちゃーん。
と切り出すのはRhymesterの名曲「働くおじさん」です。
Rhymesterライブ、「R20」、行ってきました。
活動休止から二年と半年強、
心にあいた大きな穴、満たされない思いを抱え、
悠々自適にのびのびジャニーズ活動をしていたところに、
突然の復活…というとおじさんたちは怒るけど、復活ライブのお知らせ。
どしよかな、とかうそぶいてみたりしつつ、
いちもなくにもなく、
one for the money,two for the show ! と行って参りました。
…この二年はいろいろありました。
うたまるさんがギャラクシー賞を受賞して文化人ラッパーになったり、
mummyーDさんが二児の父になったり、
ジンさんが再婚したり、
381さんがそれらをこじらせてゼロ泊三日で新潟にKAT-TUN見に行ったり、
嵐が活動10周年迎えたり。
そうだねー、
うちわもペンラもパン・パパン・ひゅー!もない、
そんな集いに出向くのは久しぶりなもので、
うまくやり過ごせるか不安だにゃーと、
いまとなっては完全に、
伊集院ラジオアーカイブ専用機になりさがったiPod touchをシュパシュパして、
ライムスターを引っ張り出して聞き直したりして出かけてきました。
ちなみに、ジャニーズの曲はいまだに聞けやしないので、
コンサートでは知らない曲ばかりが流れます。
でもいいんです、ツラの良い子たちの存在を確認しに行ってるんです。
…会社のおねーさまたちがさー、
嵐は楽曲がよいとかしたり顔でゆったりすんのを、
曖昧に聞き流したりしていますが、
正直、カノジョらのゆってることはよくわかりません。
だって私、ジャニーズに限らず、
音楽のことなんてよくしらないんだもん。
好きな曲とそうじゃない曲しかないよ、ははは。
話戻して。
そんな感じで、お互いがブランクを踏まえたライブだったんだけど。
活動再開シングルのさ、「once again」を聞いたときに思った、
「これができるなら休止とかすんな!」
という感想そのままのアクトでした、むかつく。
じらせやがってよー、
待った甲斐があったじゃねーかコンニャロー!
憎いなー、すげー憎たらしいおじさんたちでした。
あのひとたち、最強のツンデレ集団だよ。
参りました、何度か涙がわさわさ出ました。
おじさんたち、
KAT-TUN田中くんくらいラップ良かったよ!
そだ。
「殺しにきたぜぇー」とマイクもってよたよた入ってきた可愛いジブさんに、
「おまえらぁっ!いのちはねーぜーっ!」と絶叫して、
五万五千人をきょとんとさせたKAT-TUN田中くんへのオマージュ感じた。
ふたりとも、可愛いひとだよなー。
★追記★
ヒップホップ界隈のひとは、
嵐の桜井君は受け入れてもKAT-TUN田中君はディスる傾向があるのだけど。
私にはさー、大好きな世界にあんだけ拒否られてなお、
「joker」と自称してラップし続ける田中君の姿勢はさー、
だいぶヒップホップだと思えるよ。
向かい風しか吹いてない中を歩き続ける田中君、
見てるとむしろ目頭があつくなるっスよ。
あんだけツラがいーのに、
わざわざあんな茨の道を……かわいー、まじかわいー。
あんなに良いステージを見たのに、
「ヒップホップ、そして田中のこと」を考えてしまう私は、
いよいよくるところまで来ている。
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